富士山に近い長池辺りでは山頂に対する仰角が一段と大きいだけに、 ダイヤの時刻は平地の日没時刻の感覚でいると間違いを犯してしまう。 富士吉田の道の駅で居眠りをし4時前に長池に着いたころには、 既にダイヤは沈んでしまっていた。 しかし周囲はまだまだ明るい。 次第に雲が厚くなる中、 やっと焼けてきたのは山頂の日没から1時間近くもたってからであった。