富士山周辺の紅葉が待ちきれず、山梨県増富ラジウム温泉郷近くの本谷川渓谷にやって来た。
”この岩の向こうにはきっとすばらしい景色が”と思い、
脚の掛け場など用意周到にイメージトレーニングした後、
左脇にEOS5、右脇には三脚に付いたEOS10Dを抱え、
高々2mほどの丸い岩を掛け上がった。
しかし、こんなはずではなかった。
イメージしたほど助走の勢いはないし、
脚もあがらない。
あえなく途中でずり落ちる。
愛機は大破したかと覚悟したが自分の膝のかすり傷と同程度で済んだ。
マグネシウム合金の地肌が歴戦の一コマを物語るようでかっこいい。(とやせ我慢)
妻は両手、両脚を広げた降参の姿勢で滑り落ちてくるところが撮れなかったのが残念と悔しがる。
本谷川渓谷の紅葉は絶好調、帰路、乙女高原 からは富士山を望む。
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