やっと値打ちを感じる


昨年(2007年)の11月にカメラをキヤノンの10DからニコンのD300に乗りかえた。
妻はニコンのD70を使っている。
D300はニコンのAPSサイズフラグシップであり機能も性能も最高級のモデルである。
しかし、三脚をすえてじっくり撮る富士山の撮影では
6コマ/秒の連写も
51点AFも
高感度も
それほど効果を発揮するものではない。
妻などは、むしろ色合いに関してはD70の方が深みがあって好きだという。

今回、高ボッチでの早朝撮影の後、
明朝までの暇つぶしにと安曇野の御宝田遊水池へ白鳥を撮りに行った。
観察員が予告した時刻になると
近くの田畑に出かけていた百羽近くの白鳥がねぐらの御宝田遊水池に戻ってくる。
北アルプスを背に次々に十数羽毎の集団で戻ってくる姿は見ごたえがある。
みるみるうちに近づいてきては、頭上を舞って池に着水する。
この間数十秒はまさに連写モードで撮りまくる。
D70では合わない、撮れないと妻がぼやく中、
(構図は別にして)撮れる、撮れる、ピンボケは皆無。
すばらしい。
やっと値打ちを感じることができた。

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