2007年09月06日
難しい一撮入魂
8月19日、山中湖村の花の都公園で富士山をバックに旬のひまわりを撮った。
小一時間であったが、なんと妻と二人合わせた撮影枚数は380枚
(ファイルの総量は約800Mバイト)、
フィルムなら約10本分である。
フィルム代や現像料を考えるとフィルムカメラでは考えられない撮影枚数であり、
一撮入魂ならぬ、まさに数打ちゃ当たる状態である。
露出を少し±に補正してみたり、構図を少し左右に振ってみたり、ズームを少し引いたり押したりと、
多少は違っているのではあろうが、出来上がりをみてみても
どこが違うのか、
何を意図して変えてみたのか、
どっちがいいのかわからない。
私は、このスタイルが気に入らず反省を重ねる。
妻は、といえばこれがデジカメの撮影スタイルと一向に気にする様子はない。
何れにしても放っておくと同類の写真が山と積まれ、会心のショットまで埋もれてしまう。
帰宅後の作業は先ず、
パソコンへの取り込み、
撮影年次と使用カメラが一目でわかるようにリネーム、
そして選別である。
選別度合いの目標は1ショット/1シーンといきたいところであるが、
これを徹底することは至難である。
それでも選別を繰り返えすと最終的に1/3〜1/4程度にはストック枚数を減じることができる。
このときの整理にかかせないのがキャノンのカメラ購入時に添付されてくる
Zoom Browser EXである。
これを利用すると連続する4枚の写真を画面を4等分し同時に表示できる。
画面を切り替えて写真間を行ったり来たりする必要がなく、
前後の類似の写真を効率よく比較できる。
不要な写真を削除しながらどんどん送っていくことができる。
今回のひまわりの写真はその結果、最後には80枚になった。
更に厳選したい気持ちと、
4.7GHzのDVDメディアが50円もしないのに何を頑張ってるんだろう
との気持ちが交錯する中でフォルダを閉じることになる。
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