ニコンもキヤノンも新たにフィルムカメラは開発しないと聞く。時代も実用性も、もうデジタルカメラだと思っていてもなくなるとなると残念な気がし、あわててオークションでキヤノンの名機EOS5を買った。最近のデジタルカメラのホワイトバランスは完成度が高くどんな状況下でも、まず変な色合いになることはない。それに比べるとデイライト用ポジフィルムは、特に光が微妙な朝夕にはびっくりするような奇抜な発色をすることがある。デジタルカメラは簡単に後処理で色を変えられるから・・と非難する人たちは、フィルムのこんな部分に期待しているのかと勘ぐったりしてしまう。

　海外（オーストラリア）旅行先で愛用してきたCoolPix880の調子が悪くなった。帰国後もだましだまし使っていたが、やはり手元に気軽に利用できるまともなカメラが欲しい。そこで、新たにパナソニックのLUMIX　DMC-FX50を購入した。コンパクトデジカメとはいえ画素数は800万とメイン機の一眼レフよりも多く、手ぶれ防止機能や3インチの液晶ディスプレイを備え至れり尽くせりである。

2006年12月

　旅行先で一つしかないコンパクトデジカメを2人でシェアーしていると、カメラを持たない方から、あれもこれもとか、あんなふうに、こんなふうにとか結構うるさい注文がつきお互いに（少なくとも私は）うるさいと思っていた。ドイツに旅行するにあたり現地で不要な争いを避けるために私専用のコンパクトデジカメを準備した。このCoolPix-P5000は写り良し、スタイル良し、小生意気にマニュアル撮影が可能と3拍子揃い気に入っている。

2007年4月